アリシア 《アリシア》


物語の中を彷徨う少女。

本物のアリスだった。

アリスたちに忠告はするが、住民たちを止めようとはしない。いつも憂いを帯びた表情をしている。

 

常に持ち歩いている本の中身は白紙で何も書かれていない。元々はこの世界を形創る『本』であったが、チェシャ猫に奪われて以来その力を失った。


物語の住民に鏡の世界を認識させるのはタブー。しかし、殆どの住民に知られてしまったアリシアは鏡の女王に収拾をつけるように命令された。だが、『本』を奪われ物語への影響力を失ったアリシアは物語の世界に入れないので、トゥイードル・ダムの力を借りて物語の世界に干渉している。

トゥイードル・ディー 《トュイードル・ディー》


『本』を持たずに産まれた双子の兄。

チェシャ猫に力を貸して、不思議の国の世界の主権を奪った。決められた結末、決められた世界を憎んでいる。


物語の住民が外の世界を認識するようになったのは、ドルディーがチェシャ猫と接触した事が原因。


物語の世界に来る前は、鏡の城の地下でドルダムと共に幽閉されていた。鏡の世界では誰もが生まれながらに『本』を持っている。そんななかで、産まれた双子は『本』を持っていなかった。その代わりに、全ての『本』に強制的に干渉する力を持っていた為、その力の危険性を危惧した鏡の女王によって城の地下へ幽閉された。生きていくぶんには問題がなかった為大人しくしていたが、アリシアが物語を止めたことをしって脱走した。

トゥイードル・ダム 《トュイードル・ダム》


『本』を持たずに産まれた双子の弟。

鏡の女王の命令で、アリシアに力を貸している。好き勝手振る舞う兄が嫌い。兄を連れ戻すことも命令されている。

ハンプティー・ダンプティー 《ハンプティー・ダンプティー》


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